「子どもにはたくさんの本を読んであげたいけれど、絵本って意外と高い……」 「おもちゃや絵本で部屋がどんどん狭くなるのをなんとかしたい!」
そんな悩みを持つパパ・ママにとって、図書館は心強い味方です。しかし、いざ小さな子を連れて行くとなると、「静かにできるかな?」「本を汚さないかな?」と不安も尽きないもの。
私は子どもが1歳の時に図書館デビューをしましたが、実は「借りた本を破いてしまう」という苦い失敗も経験しています。
今回は、その実体験をもとに、子どもと一緒に図書館をフル活用して「物を増やさず、賢く育児を楽しむ方法」を徹底解説します!
なぜ「買う」より「借りる」?図書館を利用する7つのメリット
「絵本は一生モノだから買うべき」という意見もありますが、あえて「借りる」ことを中心に据えると、暮らしが驚くほど軽やかになります。
① 費用負担ゼロで「無限」の知育環境が手に入る
絵本は1冊1,000円〜2,000円ほどしますよね。月に10冊読もうと思うと、かなりの出費です。図書館なら、最新の絵本から図鑑、物によってはCDまで、すべて無料。家計を圧迫することなく、子どもの知的好奇心を満たしてあげられます。
② 子どもの「隠れた才能や興味」を見つけられる
親が本を買うとき、どうしても「教育に良さそう」「自分が好き」という基準で選びがちです。図書館なら、普段自分では選ばないジャンルの本も気軽に手に取れます。 「うちの子、実はお花に興味があったんだ!」「意外とシュールな絵が好きなんだな」といった発見は、図書館ならではの醍醐味です。
③ リビングがスッキリ!「本棚の肥大化」を防げる
子どもがいると、どうしても物が増えます。読み終わった本が溜まっていくと、掃除も大変ですし、視覚的なノイズも増えてしまいます。 「借りて、読んで、返す」というサイクルを作ることで、部屋の広さをキープしたまま、読書量だけを増やすことができます。
④ 「本を大切にする心」が育つ
「自分のおもちゃ」は多少乱暴に扱っても自分の責任ですが、「みんなの物」は別です。「次に借りるお友達がいるから、優しくめくろうね」という教えは、公共マナーを学ぶ第一歩になります。
⑤ 「返却期限」が絵本読みのモチベーションに
「いつでも読める」と思うと、他の遊びを優先したりして、絵本読みが後回しになることも。図書館の返却期限は、子どもにとっても親にとっても「今回はどんな絵本なのか、この2週間で読んでみよう!」という良いきっかけになります。
実際に感じた「図書館利用」のデメリットとリアルな悩み

メリットが多い図書館ですが、子連れならではの「超えなければいけないハードル」もいくつかあります。
- 移動と持ち運びの手間: 子どもを連れて重い絵本(特にハードカバー)を何冊も運ぶのは、体力的にハードです。
- 図書館で騒ぐリスク:図書館は静かにしなければいけない場所。でも子どもにはそんな常識が通用しないことも。せっかく図書館に苦労して行っても、子どもの機嫌次第ですぐに出なければいけなくなるかもしれません。
- 返却期限のプレッシャー: 忙しい時期だと「明日までに返さなきゃ!」と、返却しに行くこと自体がストレスに感じてしまうことも。
- 紛失・破損のリスク: これが最大の懸念点です。特に乳幼児は、悪気がなくてもページを破ったり、飲み物をこぼしたりするリスクが常にあります。
物を増やさず「豊かな育児」を叶えるための3つのルール
図書館を上手に使いこなし、スッキリした暮らしを守るために、我が家が決めているルールをご紹介します。
- 「本当に気に入った本」だけを買う: 図書館で何度も借りたがる本、返した後に「また読みたい」と泣く本。それだけを厳選して購入します。そうすることで、家にある本はすべて「宝物」になります。
- 借り物の絵本を置く場所を固定する: 「図書館の絵本を置く場所」として専用のスペースを用意し、家での保管場所を固定します。これで「返却忘れ」や「家の中で行方不明」を防げます。
- 様々なジャンルの絵本を借りてみる: 「借りた本を読んでくれるか」「気に入ってくれるか」と考えると絵本のジャンルが偏る可能性があります。子どもの興味に寄せるのではなく、「こんなジャンルもあるよ」「海外のお話もおもしろいよ」と様々な本と触れ合う機会を作るだけで、子どもの知る世界は広がります。数冊借りた本の中から1冊でも好みの本との出会いがあればいいな。くらいの軽い気持ちで借りてみるのがオススメです。
【体験談】「図書館で騒ぐ」「本を破く」をどう乗り越えた?
我が家も1歳ごろから図書館デビューしましたが、最初は失敗もありました。
【体験談1】本を破いてしまった!私の失敗談と学んだこと
我が家では、子どもが1歳半の頃に事件が起きました。私が少し目を離した隙に、お気に入りの仕掛け絵本のパーツをビリっと引きちぎってしまったのです。
破損してしまった時の対応
すぐに図書館へ電話し、状況を説明しました。結果として同じ本を新品で購入して「現物弁償」することに。その破れた本は、今でも我が家の本棚にあります。
先日子どもから「なんでこの本はずっと家にあるの?図書館に返さなくていいの?」と質問されました。「これは君が小さいときに破いてしまったから、ママが新しい本を買って図書館に返却したんだよ。本は大事に扱わないといけないよ。」とお話をしました。
本人は本を破いたことをすっかり忘れていたようですが、その1冊以降は本を大事に扱う習慣が身についているように感じます。
この失敗から得た教訓
この経験で、私は2つのことを学びました。
- 低年齢のうちは「親の管理下」でしか読ませない: 「勝手に読んでいいよ」ではなく、必ず大人が膝の上に乗せて、絵本は親が離さず読むなど、物理的に破損を防ぐ環境作りが重要だと痛感しました。
- 借り物の重みを教えるチャンス: 「破けちゃったから、もう図書館には返せないんだよ」と話すことで、子どもなりに「借りたものは特別」という意識を持つきっかけになりました。
【体験談2】「図書館で騒いでしまうのが不安でいけない」→!「ネット予約」を活用したスマートな通い方
図書館には「子ども用スペース」があるところも多く、最初は「子ども用スペース」で楽しんでいました。しかし、絵本をポイポイと取り出して散らかしたり、次第に飽きて泣き出してしまうことも…。
正直「子どもが騒ぐから図書館に行くのはハードルが高い」と感じていました。
私と同じように感じている人にぜひ活用してほしいのが、多くの自治体で導入されている「ネット予約システム」です。
滞在時間を最小限にする方法
- 自宅で予約: 夜、子どもが寝た後にスマホで読みたい本を検索・予約。
- 準備完了メールを待つ: 本が揃ったら通知が届きます。
- 窓口で受け取るだけ: 滞在時間はわずか5分。子どもが飽きて騒ぎ出す前に、サッと帰宅できます。
これなら、子ども用のスペースでハラハラしながら本を探す必要がありません。ネットで「〇歳におすすめの絵本リスト」などを検索して探すとたくさんの絵本が出てきます。
そういった情報を参考にすれば、本選びに迷う時間も短縮できます。
まとめ:図書館は「暮らしの余白」と「子どもの未来」を両立させる場所
子どもにたくさんの知識や物語を届けたいけれど、家の中はスッキリさせておきたい。 そんなわがままを叶えてくれるのが図書館です。
最初は「破損」や「騒音」が気になるかもしれませんが、ネット予約を活用したり、親子のルールを決めたりすることで、驚くほど快適に利用できるようになります。
「本は買うのが当たり前」という固定観念を一度外してみませんか?
まずは今夜、お子さんと一緒に自治体の図書館サイトを覗いてみてください。新しい物語との出会いが、あなたと子どもの休日をもっと豊かにしてくれるはずです。


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